2013年1月18日(木)、13日目(1)ウォーナンブール3日目、「日本通り(Japan Street)」発見

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【今日の気候】
午前は曇り、時々雨。午後晴れたり曇ったり。暑くはない
06:40 20.9℃ 80% 室外 雲り
08:53 20.7℃ 81% 室外 小雨
14:18 22.1℃ 54% 室外 晴れ
16:18 21.5℃ 58% 室外 晴れ
18:00 20.2℃ 58% 室外 雲り
20:40 18.8℃ 57% 室外 雲り まだ明るい

今日の行動】

ウォーナンブールに車でくる時、Japan Streetという通り名を見つけた。つまり、「日本通り」である。数十か国を旅しているが、海外の街の通りの名前に「日本通り(Japan Street)」を見たのははじめてだ。珍しい。マサケイは知らないだけで、海外のJapan Streetは、日本ではよく知られたことなのか?

ウォーナンブールのJapan Streetは、日本人が多く住んでいるいるのか? 日本とどんな関係があるのか? いわれや由来は?

まず、場所をグーグル地図で示そう。「A」の通りが、「日本通り(Japan Street)」である。
大きな地図で見る

宿から3kmしか離れていない。車で探索に出かけた。

通りの名前は、確かに「Japan Street」である。
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Japan Streetは坂になっている。北端に立って、北端から南端までを写す。南端は、海だ。しかし、特徴のない平凡な「通り」である。特に日本的なものは見当たらない。
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Japan Streetに面した家を写真に撮るが、高級住宅で、住居に日本的な装飾や様式はない。
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住居に表札がないので日系人が多く住んでいるのかどうかわからないが、多分、日系人は住んでいない。マサケイが、カメラを抱えて、うろついているから、Japan Streetに面した家から十代の少女がでてきた。白人で、日系の面影はない。別の家からおばさんも出てきたが、白人で、日系の面影はない。住人の写真は撮っていない。
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植えてある花や植物にも日本的なものはない。
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もう一度、坂になっているJapan Streetを、北端に立って、北端から南端までを写す。南端は、海だ。しかし、特徴のない平凡な「通り」である。やはり、日本的なものは見当たらない。
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帰国後、調べると、一橋大学・昭45卒の冨岡敏明さんの「Japan Street」調査記事を見つけた。「ウォーナンブールの「Japan Street Story」」に以下の記述がある(意味を変えず文章を改変した)

ウォーナンブール市は1840年代に移住が始まり、1846年に測量があり、1847年に町が成立した。政府の測量技師・ピッカリング(William Pickering)がウォーナンブールの測量をした、オーストラリアでは、当時、”黒く光る漆”がはやっていた。それで、ピッカリングは、測量中の道に、1846年、ジャパンストリートと名づけた(Japanには漆の意味がある)。結論としてジャパンストリートはウォーナンブールの町の成立と同時に名前がつけられ、意味は”日本通り”ではなく”漆通り”ということになる。

というわけで、ウォーナンブールの「Japan Street」に日本人が多く住んでいるわけでも、日本的な住宅や花があるわけでも、ありません。しかし、折角だから、日本政府や日本財界が、なんか、支援するとイイんですが。

世界に「Japan Street」がどれだけあるんでしょうか? ここだけですかね? それに、命名してから167年間も維持されているのは珍しいでしょうね。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう
今日も笑顔で!

カテゴリー: ビクトリア州、豪 パーマリンク

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