宿選び

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【1】.最初に、オーストラリアの宿の特徴・印象

最初に、オーストラリアの宿の特徴・印象を述べよう。日本や米国と比較しての特徴・印象で、マサケイの選択するレベルの宿についてである。

●朝食は価格に含まれていない。
●価格は、税込表示で、部屋当たりの値段。通常は2人。
●予約時にデポジットを要求される宿とそうでない宿が混在する。市街地の宿は、予約するとクレジットカードから1泊分代金、全宿泊費の50%、あるは全宿泊費の100%が課金される宿が多い(アメリカの宿にも時々ある)。変更やキャンセルしようとしても、返金不可の場合もソコソコある。この場合は、最初から1割程度安い価格が設定されている。 ← 欧米にもある。
●クレジットカードで払うと、サーチャージが数%加算される。 ← これはアメリカにはない。
●キッチン付のアパートホテルがたくさんある。
●キッチン付でなくても、冷蔵庫、電気ポット、コーヒー・紅茶などのテーセットがついている宿が多い。
●インターネット(やWiFi)がない宿も多い。あっても有料の宿が多い。

【2】.ネットで宿の予約
2006年に欧州を半年旅行したとき、宿の予約をインターネットでした。2006年は、ネットで宿を予約するビジネスが丁度普及し始めた時期だったと思う。それまで、以下の方法で予約した。

1.現地でホテルの部屋を見ながら決める。コレ、結構好きです。部屋があいていれば大抵、いい部屋を提供してくれるし、値段の交渉もできる。受付けとのコミュニケーションも面白い。
2.飛行場に到着し、到着ロビーの無人ホテル案内所から電話する。空港に迎えに来てくれるのでママ便利です。
3.会議などの予定があるときは、相手の指示する宿を予約した。あるいは、会議場に近いホテルをファクスや電子メールで事前に予約した。

2006年の時、2割程度は、宿に直接連絡し予約した。それ以外は、エージェントを3つ使ったが、結局、エージェントBooking.comを多用した。

2006年当時、Booking.comには、日本語表示はなかった。自分の情報を記憶させる機能がなく、毎回、名前、住所、クレジット番号を打ち込まなければならなかった(そうできるように何度か要望した)。

そして、一度、大きなトラブルを起こした。キャンセル料無料と書いてあるのでキャンセルしたら、キャンセル料を取られたのである。このトラブルを、欧州を旅行しながら、メールで抗議した。しかし、なかなか要領を得ない。どうして言い分が違うのか、理由を探るうちに、応対した係員にゴマカシがあることに気がついた。それで、上司を出してもらった。

けど、その上司(結構、偉い人だった、ベルギー人?)は対処に時間を割かず、能力が少し足りない印象で、スンナリとはいかなかった。「キャンセル料無料」と書いてあるPDFファイル(英文)を送っても読まなかった。「読んでいなでしょう」と書いたら「読んでいませんでした」と返事がきた。正直である。

最終的には、その上司がこちらの言い分を納得し、払い戻してくれることで決着した。その過程で、こちらは感情的になり、「係員をクビにしろ」だの「もう2度と使わない」だの「裁判に訴えるぞ」だの、かなり感情的になったが、その上司はこちらほど感情的にならず(少しはなったが)、そういう面では、ママ、冷静に処理してくれた。

「もう2度と使わない」と宣言したものの、このトラブルがあって、かえって、相手を信用するようになった。結局、今は、このエージェントBooking.comをかなり愛用している。国内の宿を予約することもある。例えば、京都の宿を日本のエージェン「るるぶトラベル」で予約できず、Booking.comで予約できたこともあった。

現在のBooking.comは、登録すると、名前、住所、クレジット番号を毎回打ち込む必要がなくなり、「マイブッキング」サイトにアクセスすると、自分の予約した宿やキャンセルした宿の一覧表もみることができる。ずいぶんと便利になった。

2012年、アメリカ・ロサンゼルスの宿を予約したとき、宿が規定外の課金をした。数ドルだけど、クレームしたら、Booking.comの日本オフィスのお嬢さんはとても優秀で、1日以内に処理してくれた。

【3】.希望する宿は安宿~中級、時々、デラックスである

マサケイは、本当は、ユースホステル(YHA)を使いたい。ユースホステルは、約40年前、日本で学生・院生の頃、利用したことがある。それ以来利用していなかったが、2006年、英国ケンブリッジで海外ではじめてユースホステルを利用した。

海外初体験だからか、ここでのピープル・ウォッチングは衝撃的だった。バス・トレイが共用なので、シャワーを使いに行った。すると狭い通路に、シャワーを浴びたばかりの上気した顔の白人の英国人女子高生とバッタリ出会った。パジャマをラフに着て、長く美しいブロンドをタオルで拭いている。その髪から湯気がたち、素敵なかおりがニオイ立つ。流し目で怪訝そうにこちらを見る。ドキッとしました。なんか得難い体験でした。

同じケンブリッジ・ユースホステルでの食事も衝撃的だった。ケンブリッジ・ユースホステルでの値段は朝食費込みである。食堂が併設されている。「6品目以内+パン、バターなど」の範囲内でどんな料理をとってもよかった。それなのに、団体で宿泊していた英国人の中学生男子は、ポテトフライトだけというめちゃくちゃな偏食をしていた。この団体は他の男子も結構偏食で、育ち盛りなのに、身体や頭脳の発育は大丈夫だろうかと、英国の将来が心配になるほどだった。

その傍らで、20歳ほどのスリムな英国人のお嬢さん(1人旅)が、皿いっぱいの料理を運んできた。飲み物もとってくる。食欲旺盛で感心感心、カンシンのマタくぐり、と思ったら、1割ほど食べただけで、残りの9割は捨ててしまった。飲み物もほとんど飲まずに捨てた。オイオイ、食べない飲まないなら取ってくるなよ。

こんな男女が英国の将来を担うんなら、英国の先も知れている。

オーストラリアのブリスベン・ユースホステルでは、食堂(自炊式)で、大阪の日本人おじさんが寄ってきた。定年退職後にオーストラリアで語学研修を受けているというおじさんである。日本人が懐かしいのか、「あんたどこから来たん?」と話しかけてきた。「東京です」と答えると、近くにいた日本人の若いお嬢さん(1人旅の北海道大学歯学部生)も誘って、「寿司くいねえ~、酒飲みね~」と食べ物とビールをすすめる(正確には寿司ではなく、別の食べ物でした)。

ブリスベンのユースホステルは、バス・トレイが共用なので、使いに行くと、若い男性オージーが下着の赤パンツでうろうろしている。

バス・トイレ室にコンドームの自動販売機が設置されていた。なるほど、必要かもしれないが、日本では見ない(必要ない?)でしょう。

欧豪のユースホステルには、自炊式の共用食堂があって、レストランではマズ見ない“家庭料理”をあちこちで作っている。もちろん、男性も作る。山盛りのスパゲティを食べてる若い男性オージーがいる。そうだよな、少し作るもたくさん作るも、作る手間は同じだしな。日本のカップラーメンをすする男性オージーもいる。そう、日本のカップラーメン、欧豪米では結構、利用者が多い。

都会のユースホステルだとヨソヨソしいが、田舎のユースホステルだと食堂で食べていると、見知らぬ旅人が話しかけてくる。東日本大震災のすぐ後に西オーストラリア州の田舎・カルグーリー(Kalgoorlie)に滞在したとき、テレビがニュースで騒ぎ、新聞に大きな記事になっていた。それで、たくさんの人が話しかけてきた。中には「もう、日本に帰らないほうがいい。ここにずっといなさいよ」という。しかし、そういわれても・・・・・。

日本人もいろいろで、「寿司くいねえ~、酒飲みね~」と話しかけてくるヒトナツコイ人から、「こんにちわは」と日本語で話しかけても無視するユース滞在者までさまざまである。無視した人は韓国人? イーエ、友達同士、日本語で話していました。

食堂はみんなが使うけど、食べ物の「お持ち帰り」コーナーもある。調味料、カンズメ、乾麺が置いてあることが多い。マサケイも、もう使わないからと、高級オリーブオイルを共用棚に置いたら、即、誰かがもっていってしまった。そういうところはよく見ている。人間はワイルドである。

建物や設備はどこか壊れていたり、人の騒ぎ声・話し声が聞こえるけど、ユースホステルは普段着の人間を観察できる。食べ物を作る・食べる姿が観察できる。人間の生態は面白い。ピープル・ウォッチングに最適である。

一方、中級以上のホテルはお金を払う時、受付の人とコミュニケーションがあるだけだ。一度鍵をもらうと、他の人とのコミュニケーションは一切ない。ホテルは、客をなるべくディスターブしないようにしている。こちらは、ある程度、ディスターブされたいんですが、されない。それはそれなりには快適だが、ピープル・ウォッチングはできない。つまんない。

【4】.現金払いを希望する

オーストラリアに住んでいたことがあり、オーストラリア・ドルの現金があるので、現金を使いたい。

なお、現金で、日本円を豪ドルに、あるいは豪ドルを日本円に交換すると、「なにか間違えたかな?」と思うほど交換率が悪い。犯罪的である。クレジットカードで払うと少しましだが、それでも、豪ドルと日本円の交換率はとても悪い。クレジットカード会社の加算だけでなく、日米にはないが、宿側の数%のサーチャージが加算される。

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